インターメディアテク
特別展示『アヴェス・ヤポニカエ〈8〉 ― 帝室工芸の世界』
2022.07.26-2022.10.23
STUDIOLO
かつて、剥製標本は何よりも重要な資料であり、標本コレクションこそが学問の代名詞でした。そのような標本を収集するのはしばしば富豪や貴族であり、そうした顧客の審美眼に叶うものであるためにも、標本は端正で美しいものとなりました。かくして、その台座やケースも入念に設えられ、標本は工芸品としての価値さえ持つに至ったのです。
本展示では、かつて皇室に献上された、一級品の標本を取り上げます。